240K DEV

（以下、maven 関連のエントリーは覚書です）。
maven の最新バージョンは 2006/02/22 時点で 2.0.2 のようです。

http://maven.apache.org/

インストール手順としては、

1. ダウンロードページからファイルをダウンロード
2. ダウンロードしたファイルをインストールしたい場所に展開
   （たとえば D:\maven-2.0.2 とする）
3. Windows の環境変数に MAVEN_HOME として上記インストール先フォルダ、 環境変数 PATH に 今までの内容の最初に %MAVEN_HOME%\bin; を追加
4. コマンドプロンプトから mvn --version と呼び出し、バージョンが表示されればインストール完了

ゴールとして archetype:create を指定。 またオプションとして少なくとも作成するプロジェクト名とグループIDを指定。 （グループIDは普通開発組織のFQDN）。 たとえば
プロジェクト名：myproject
グループID：jp.240k
であれば、

% mvn -DgroupId=jp.240k -DartifactId=myproject archetype:create

として実行。 起動したフォルダ配下に myproject フォルダが作成され、 pom.xml や src/main など主だったファイルが自動生成される。

コーディングに Eclipse を使用する場合、 ワークスペースフォルダ直下で実行するとよい。

プロジェクトフォルダ内（pom.xml があるフォルダ）で ゴールに eclipse:eclipse を指定して実行。

% mvn eclipse:eclipse

eclipse のゴールに到達するために、コンパイル（compile:compile）などを行うようなので もしエラーが出るようであれば compile から段階的に試すとよい。

Eclipse のプロジェクトが必要とする .classpath などのファイルが自動生成される。
この状態で Eclipse 側から Import... -> Existing Project into Workspace とし、 maven プロジェクトのフォルダを指定すれば、 ワークスペース内にインポートできる。

ただしこのとき、必要な jar ファイルのクラスパスとして maven のローカルリポジトリが指定されており M2_REPO という変数を使うようになっている。 このためプロジェクトの Properties... -> Java Build Path -> Libraries -> Add Variable... -> Configure Variables で M2_REPO を定義する必要がある。
通常ローカルリポジトリは Windows の場合 C:\Document and Settings\（OS のユーザー名）\.m2\、 UNIX の場合（ホームディレクトリ）\.m2\ なので、 その下の repository フォルダを指定すればよい。

本来は maven で複数プロジェクトの依存関係を指定できるものと思いますが、 とりあえずは

1. 参照先プロジェクトの jar をローカルリポジトリに生成する
2. 参照元プロジェクトの pom.xml に dependency を追加する

参照先プロジェクトの jar 生成：
% mvn install

参照元プロジェクトの pom.xml に dependency を追加：

    <dependency>
      <groupId>jp.gr.java_conf.dev240k</groupId>
      <artifactId>240k_util</artifactId>
      <version>1.0-SNAPSHOT</version>
    </dependency>